ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の総務委員会と企画戦略委員会が共催する恒例の「2019年業種別部会長シンポジューム」が今月22日午後1時から、インターコンチネンタルホテル(Rua Alameda Santos, 1123)で開催される。日ポ両語同時通訳つき。参加費無料。シンポ後の懇親会は80レ。
今年のテーマは「2019年上期の回顧と20年下期の展望 内外の環境変化にどう対応するか」。上期の結果と、下期の見通しを自動車、食品など10分野に分かれて発表する。
来社した大久保敦企画戦略委員長は、「アルゼンチンの大統領選の行方、メルコスルとEUのFTA、米中貿易戦争の成り行きなどの外的な要素に加え、国内でも社会保障改革は下院こそ通過したが上院が待っており、税制改革も強く期待されているが、まだ先行きに不透明感がある。幅広い社会・経済動向に目を向けておく必要がある時期といえます。このシンポではまさにその要望に応えられる話がきけるのでは」と参加を呼びかけた。
平田藤義事務局長も「社会保障改革、税制改革が通ったとしても、肝心の経済成長戦略がまだ議題にも登っていない。これからが本当の意味で大事な時期。シンポの内容を参考に、波乱含みの内外情勢を読み解き、できるだけ多くの情報から企業戦略の立案を」と呼びかけた。
問合せ又は申込みは、事務局(電話=11・3178・6231、メール=secretaria@camaradojapao.org.br/カリーナ)まで。