22日、サンパウロ市セントロのクラコランジアで麻薬密売の摘発が行われ、17人が逮捕され、21キロ相当の麻薬が押収された。23日付現地紙が報じている。
「レデンソン」と名付けられた摘発は、市警と軍警、市警備隊(GCM)の合同作戦で、計560人が動員された。
2015年以降、同地での摘発は7回目だ。過去の作戦では密売者たちの強い抵抗をみたこともあったが、今回は大きな抵抗もなく、摘発が進んだという。
今回の作戦は事前に半年ほどの捜査が行われ、密売者ら21人に逮捕令状が出されていた。
22日は、逮捕令状を出された密売者の内10人が逮捕されたほか、7人が現行犯逮捕された。
さらに21キロに及ぶ麻薬も押収された。押収された麻薬はクラックだけではなく、コカイン、大麻、ハシシなどが含まれていた。
また、現金800レアルと銃3丁、携帯電話5台も押収された。
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