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サンパウロ市=「現代美術よ、永遠に!」=ポルチナリらの作品の展示会

作品展について報じた37日付G1サイトの記事の一部(写真はClaudia Andujarの“Xicrin-Kayapo”)

 サンパウロ市中央部のファロル・サンタンデルで27日、ポルチナリ、ディ・カヴァウカンチ、トミエ・オオタケ、ヴィクトル・ブレシェレといった現代画家の作品展、「コンテンポラネオ センプレ(Contemporâneo, Sempre)」が始まった。
 大半の画家の作品は以前も展示された事があるが、今回は、ベネ・フォンテレスの作品も1点、初展示されるという。
 また、パウロ・アウメイダは今回も、幼少時の写真なども織り込んだ作品を展示する。
 今回の作品展を担当する学芸員の一人のアギナウド・ファリアス氏は、「作品展の会場には、異なる時代、異なる手法の画家達の作品が展示されているから、来場者は、各々のグループ、各々の画家達がブラジルの芸術の歴史を形作ってきた事をその目で確認できるだろう」としている。
 会場には、視覚障害のある人も作品を味わう事が出来るよう、凹凸のある「触覚レリーフ」と、作者名と作品名を点字で記したプレートも用意されている。
 また、来場者の動きに合わせて速度が変わり、プロジェクターの色も選択出来る、マルチメディアの展示室もある。
 ファロル・サンタンデルでの作品展は1月5日まで。開館日は火曜日から日曜日までで、開館時間は午前9時から午後8時まで。入場料は25レアルだ。ファロル・サンタンデルの所在地は、Rua Joao Bricola, 24 – Centroとなっている。