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《ブラジル杯》決勝カードはインテル対アトレチコ・パラナエンセに=準決勝でクルゼイロ、グレミオを降す

(左から)インテルナシオナルのパトリックと、クルゼイロのドドー(Ricardo Duarte/Internacional)

 サッカーブラジル杯準決勝第2試合が4日、パラナ州クリチーバと、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで行われた。
 クリチーバで行われたのはアトレチコ・パラナエンセ対グレミオの対戦だ。8月にグレミオのホームで行われた第1試合では、グレミオが2対0で勝利していた。
 グレミオは1週間前に行われたリベルタドーレス杯の準々決勝第2試合でもパルメイラスを破って勝ち進んでいた。
 近年のトーナメント戦での強さと、2点のリードから、グレミオの有利は動かないと見られていたが、ホームのアトレチコ・パラナエンセがそんな前評判を一蹴し、2対0で勝利。その後のPK戦でも5対4で勝ち、決勝進出を決めた。
 グレミオは開始早々の微妙な判定でPKをとってもらえなかったことが響いた。
 その後、ポルト・アレグレで行われたインテルナシオナル対クルゼイロの一戦は、敵地で行われた8月の第1試合を1対0で制していたインテルナシオナルが、地元に帰っても3対0で勝利。2戦2勝、合計得点も4対0と、文句なしの勝利を収めた。
 インテルナシオナルは、先週のリベルタドーレス杯での敗退の痛みを払拭する勝利となった。
 クルゼイロは前回の対戦で敗れた際、前任のマノ・メネゼス監督が解任され、ロジェリオ・セニ新監督が指揮をとり始めたが、敗戦後、中心選手のチアゴ・ネーヴェスが「フォーメーションも選手も替わりすぎで、コンビネーションが難しかった」と監督批判、采配批判とも取れる発言をしてしまった。クルゼイロはリーグ戦でも下位に沈んでおり、1部残留が最初の目標となる。
 なお、準決勝第2試合の翌日、5日昼に行われた抽選で、決勝戦第1試合は9月11日にアトレチコ・パラナエンセのホーム、第2試合は同18日にインテルナシオナルのホームで行われることになった。(5日付グローボエスポルテより)