9日、サンパウロ市南部シダーデ・アデマールのスーパーで警備員2人から拷問を受けたとして話題になった17歳の少年が、容疑者として逮捕された警備員2人を「間違いない」と認めた。家族と共に仮設のバラックで生活していた少年は、8月にスーパーで板チョコ4枚を万引きしようとして捕まり、電気のコードで鞭打たれた上、その時の映像がインターネット上に流された。少年は、被害を受けた後、兄弟の家に身を寄せていたが、脅迫を受ける、見知らぬ人物が尋ねてくるなどの行為が続いたため、6日にサンパウロ市の施設に保護された。拷問の苦痛はもちろん、嫌がらせなどの精神的な苦痛から、少年が早く解放されてほしいものだ。
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7日未明、サンパウロ市東部シダーデ・リデールで、俳優のマルセロ・サンターナさん(23)がバスに乗車中、運転手から降りるよう命じられ、反論したら殴られ、鼻を骨折するなどの大ケガをした。証言によると、サンターナさんがバスの中で男性にキスしていたのに気づいた運転手が、降車を命じたという。だが、運転手は、サンターナさんらが泥酔して騒ぎを起こしたとし、「同性愛嫌悪」が理由で襲ったのではないと主張。同性愛者のキスが昨今、話題となっているが、この場合の非は?
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今日、サッカーのブラジル杯の決勝、アトレチコ・パラナエンセ対インテルナシオナル戦の第1戦が行われる。初戦はパラナエンセの本拠地、パラナ州クリチバだ。サンパウロ市3強やフラメンゴといった人気チームの対戦でない故に、地味な印象もあるが、優勝者にはリベルタドーレス杯進出権が与えられる大事な一戦だ。