入院先の医師たちの判断により、ボルソナロ大統領の公務復帰が4日延びて17日になると、12日付現地サイトなどが報じている。
ボルソナロ大統領は、昨年9月6日の刺傷事件で腹部に受けた傷がヘルニア状態になっていたことから、8日にサンパウロ市内の病院で手術を受け、入院している。
当初、職務復帰は13日からのはずだったが、担当医師団は、「めざましい回復振りは示している」としながらも、「もう4日ほど安静にしていた方がいい」と判断。これにより、公務復帰は17日に延びた。また、これに伴い、アミウトン・モウロン副大統領の大統領職代行期間も16日まで延びた。
ボルソナロ氏は術後、消化器内にガスが溜まって腸の機能が落ちたため、ガス抜きの管が挿入されたが、その管は既に外されており、固形物を食べる許可も出ている。
大統領は公務復帰後、ニューヨークに出向いて国連総会に参加する意向だ。現時点ではその予定は変わっていない。