2020年末までに、サンパウロ市役所は市内に10カ所の公園を開園する予定だと、14日付現地紙が報じている。
これは市が今年4月に公表した「プラノ・デ・メッタス」と呼ばれる計画の一環で、2020年末、つまりブルーノ・コーヴァス市長の任期終了までに、10の公園を作るというものだ。
開設が決まった公園は、東部にプリマヴェーラ、ナイール・ベロ、中央部にアウグスタ、西部にアグア・ポドレ、パライゾーポリス、アウト・ダ・ボア・ヴィスタ、南部にアプラー/ブッファロス、リニア・アリストクラタス、ナセンテス・ド・リベイロン・コロニアの10カ所だ。
この中で最も注目されているのは、市内最大の繁華街のパウリスタ大通り、コンソラソン街の近くに位置するアウグスタ公園だ。同公園には犬の散歩道やハンモック場を作り、由緒ある名家の旧宅の復興なども行って、いわば「大都会の中のオアシス」的な場所にしたいという。
また、唯一、年内開園が決まっているナセンテス・ド・リベイロン・コロニアは61種の野生動物、98種の植物が楽しめるものになるという。
なお、今回の計画には、市がかねてから検討している、セントロのプレジデンテ・ジョアン・グラール高架橋(ミニョコン)を改造した公園は含まれていない。
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