令和元年9月11日に発足した第4次安倍第2次改造内閣で、熊本県熊本市出身の木原稔衆議院議員が「内閣総理大臣補佐官」に就任した。首相直属のスタッフとして、内閣の特定の重要政策の企画・立案に当たる重要な職務だ。
木原氏は、防衛大臣政務官だった2014年8月に初来伯し、安倍首相が調印した日伯防衛協力を具体化するための視察や打ち合わせを行った。
その際、サンパウロ市の歓迎会で木原氏は、「私は熊本の濟々黌卒、〃移民の父〃上塚周平の後輩です。上塚顕彰会の顧問もしており、ブラジル移民に関してはずっと勉強してきた。前からサンパウロには来たかった。安倍総理によって、日本にもう一度誇りを取り戻す政策が進められている。日系人の皆さんが胸を張れる日本を取り戻します」との抱負を語っていた。
顔見知りだった本紙の高木ラウル社長がさっそく内閣総理大臣補佐官就任祝いのメールを送ったところ、次の返事と共に新閣僚お披露目時に記念撮影した写真が届いた。
《皆様のお蔭をもちまして、何とかお国のために働く役目を頂戴できております。今後ともよろしくご支援のほどお願いいたします。
昨日の写真をご高覧いただき喜んでいただければなお幸いに存じます。担当職務は「国家安全保障に関する重要政策」となっております》
ブラジル熊本県人会の清原健児会長も、「日本のために頑張ってほしい。我々も地球の反対側からいつも応援しています」と喜びのコメントを贈った。