26日の最高裁審理で「ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の判決は変わりうる」ことを示唆する意見が優勢となり、2014年の同作戦開始後に「政界腐敗追及」を訴えていた人たちに大きなショックを与えている。それは即座に遺憾の意を示した下院のLJ支持勢力の中心が、社会自由党(PSL)やノーヴォなど、抗議運動から転じて政治家になった人が多い政党であることからもうかがわれる。他方、これまでの判決を保つことを支持したのがファキン、フクス、バローゾの3判事だったことも皮肉だった。彼らはいずれもヴァザ・ジャット報道で、「LJ捜査班が支持を取り付けにいった」と名指しされていた判事。「報道は正しかったかも」と言う向きも。
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26日、アウグスト・エレーノ大統領府安全保障室長は、先週末発生して全国的に話題を呼んだ、リオ市のアガタちゃん殺害事件についてボルソナロ大統領が何も語らないことに関し、「あれはリオ州の責任だから、ヴィッツェル州知事が答えるべきであり、大統領が何かを言う必要があるわけではない」と答えた。別に責任があろうがなかろうが、亡くなったのは8歳の少女。毎日のように行っているツイッターで、個人的な意見を言うことはできるが。
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26日、クルゼイロのロジェリオ・セニ監督が解雇された。就任からまだ2カ月にも満たない、わずか8試合でのことだった。同日は、セニが現役時代を同チーム一筋で過ごしたサンパウロFCがクッカ監督を解雇したので、「サンパウロに復帰か?」とも思われたが、結局、クルゼイロに行く直前まで率いたフォルタレーザに戻ることになった。