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わだん太鼓公演14、19日に=日本創生神話を太鼓で表現

来社した青山さん

 わだん太鼓アンサンブル(代表=青山淳さん、明奈さん)は、公演「ECOS DIVINOS―A Nova Era do Taiko(神の響き―太鼓の新時代)」を14(月)、19日(土)に行う。
 14日は午後8時半からサンパウロ市のセルジオ・カルドーゾ劇場(R. Rui Barbosa, 153 – Bela Vista)、19日は午後7時半からサンパウロ州アララス市のマエストロ・フランシスコ・パウロ・ルッソ州立劇場(Av. Dona Renata, 4901 – Vila Pastorello)。
 8人の太鼓奏者が迫力ある演奏を披露する公演だが、演出家のシンチャ・バストス氏が加わることで、特別な見せ方が工夫されている。たとえばダンサーのイザベラ・アラウージョ氏も特別出演し、『古事記』、『日本書紀』に伝わる、いざなぎといざなみの2神が日本の国土を作った「国産み」などの日本創生神話を、太鼓のリズムに合わせて躍動感たっぷりに表現するという。
 案内に来社した青山淳さん(二世)は、「日本の文化を大切に残しつつ、伝統だけでなく現代的な太鼓演奏の技法も取り入れた。また太鼓の専門家でない演出家も招くことで、常識にとらわれない工夫をこらした音、演出を用意している。ぜひ皆さん聴きに来て」と来場を呼びかけた。

14日公演の案内広告

 公演のチケットは14日が前席100、その他80レアル。19日が前席80、その他60レ。ただし保存食1キロの持参で半額となる。学生、60歳以上の高齢者は半額。購入はサイト(https://bileto.sympla.com.br/event/62634/d/73582)または会場まで。現在も販売中。
 公演に関する問い合わせはルシマール・マルケスさん(電話=11・99133・7458)または青山明奈さん(11・99956・4171)まで。
 祭りやイベントの余興という位置づけだった太鼓を、プロによる音楽ショーとしてブラジル人に披露する目的で、「わだん」はサンパウロ州アチバイア市を拠点に設立された。メンバーは8人で、同地の川筋清流太鼓から派生したグループ。

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