サンパウロ州保安局がまとめたところによると、1~8月のサンパウロ市内での強盗件数は、前年同期比で2・31%減ったが、南部のシダーデ・アデマールにあるヴィラ・ジョアニーザ署管内では44・96%、東部ヴィラ・アルピーナ署管内では36・86%のように、件数が急増した地域もあるという。保安局は、この2署では計598人が逮捕されたと主張している。他方、窃盗は州内で5・42%、サンパウロ市内で14・78%増えており、同市東部のアルトゥール・アウヴィン署管内に至っては89・19%と、倍近くに増えている。保安局は「窃盗データはネットによる届出で、異常があった可能性あり」としているが、はたして?
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4日、パラナ州クリチーバで、5人に硫酸をかけて負傷させる危険行為を行っていた48歳の企業家男性が逮捕された。事件そのものは今年6月にリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで起こったものだ。この容疑者は同市に住む恋人をクリチーバに転居させるべく、「ポルト・アレグレに住み続けるとこんなに危険なことが起きる」と証明しようとしたという。女性は結婚し、転居もしたが、8月に離縁手続きを行い、男性と別れている。
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今週のサッカーは、欧州がユーロの予選、アジアがW杯予選、ブラジル代表もアジアで親善試合とスケジュールが一杯。だが、その間も全国選手権は休みなしで、今日と明日も試合がある。注目は今夜行われるサントス対パルメイラス戦。同選手権3位と2位の対戦だ。首位フラメンゴは今節、セレソン召集選手が多く、苦戦が予想されるだけに、差を縮める好機を逃したくないところ。
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