ダッタフォーリャが行なった世論調査によると、ブラジル国民の80%が普通学校に障害児を迎えることに賛成していると、15日付伯字紙が報じている。
今年6月に全国130市を対象に行なったダッタフォーリャ調査によると、国民のうち86%が「障害児を受け入れることで学校は良くなる」と考えていることがわかったという。
また76%が「障害のある子どもは健常児と共に学ぶことで、より多くのことが学べる」と考えて、59%が「障害者だけで教育を受けるべき」という考えに59%が反対している。
さらに、68%が「障害児がクラスにいることで、他の健常児たちの学習が損なわれる」という考え方に反対している。
ただ、その一方で67%が「教師の障害児への対処がまだ不足している」と感じている。また「学校側に障害者を受け入れるか否かを選ぶ権利があるべき」に賛同している人は37%と少なく、多くの人が学校側に障害児を受け入れてほしいと願っていることが伺える。