山本喜誉司賞選考委員会(長井邦夫委員長)は「第49回山本喜誉司賞」の受賞者を発表した。
受賞者は大谷正敏(71、愛知県出身、北大河州モソロー市在住)、北島英理雄(83、サンパウロ州ピラシカーバ市在住)、斎藤ワルテル俊男(52、埼玉県在住)、関田民雄(71、ミナス州サンゴタルド市在住)の4氏。
授与式は11月8日(金)午後7時から、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビル(R. São Joaquim, 381 – Liberdade)の貴賓室で行われる。参加費は100レアルで食事付き。事前の申し込みは不要。問い合わせは文協(電話=11・3208・1755)まで。
大谷氏はスイカとメロンの栽培、品種改良に尽力した。また地域での日本文化継承にも貢献。北島氏は植物病理学におけるウイルスの研究者で、科学的知識を普及させ、ブラジル農業の発展に功績を残した。
斎藤氏は日本でネギの一大生産者として、日本でのブラジル日系人地位向上に貢献。また外国人労働者の子弟教育にも尽力。関田氏はセラード地帯での農作物栽培技術を開発し、ブラジル農業の発展に貢献した。