23日夜、サッカーのリベルタドーレス杯準決勝第2試合、ブラジル勢同士の対決となったフラメンゴ対グレミオは、フラメンゴが怒涛の攻撃で5―0(2試合合計6―1)とし、同杯3年連続ベスト4入りの強豪グレミオを粉砕。地元マラカナンの応援団を沸かせた。この試合、前半は緊迫していたが、前半43分に先制後はフラメンゴの攻勢が止まらなくなった。フラメンゴは8月4日以降、2カ月以上負けがない。同杯の決勝進出は、あのジーコを擁して優勝した1981年以来、38年ぶり。決勝の相手は昨年の覇者でもあるリーヴェル・プレイト(アルゼンチン)で、決勝は11月23日にチリのサンチアゴで行われる。
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アジア歴訪中のボルソナロ大統領は24日、日本から中国に移動した。大統領が中国到着後、すぐに放った言葉は「中国は資本主義の国」だ。1年ほど前は、同国からの投資急増を受け、「ブラジルが共産国家に買われようとしている」と発言し、話題になっていた。ボルソナロ氏はG20に参加した時も、ロシアのプーチン大統領に鋭い眼光で見つめられてこわばった表情になり、ブラジル国内では「怖がってる?」と揶揄もされた。中国とはうまく交渉できるか?
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サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が23日、シリオ・リバネス病院に入院した。病名は「丹毒(たんどく)」という、化膿性の皮膚の炎症。溶連菌の感染で起こるもので、症状としては光沢を帯びてはれ上がった赤い班ができ、頭痛や発熱を伴うことも珍しくないとか。症状を想像すると痛々しいが、大事を祈りたいところだ。