10月22日に、新天皇陛下のご即位を国内外に宣言する「即位礼正殿(せいでん)の儀」が東京の皇居・宮殿で行われ、世界194カ国の要人約2000人が日本政府から招待された。その中にはブラジルのジャイール・ボルソナロ大統領も含まれていた。
また、日本国外務省から汎米(ブラジル、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、コロンビア、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン)の日系人も33人招待され、そのうち7人がブラジルからだった。
ブラジルからは、石川レナトブラジル日本文化福祉協会会長、菊地義治ブラジル日本移民110周年記念祭典委員会実行委員長、リオ日伯文化体育連盟の栗原謙一郎さん、パラナ日伯文化連合会の鈴木エドアルド会長、西森ルイス下議、西部アマゾン日伯協会の錦戸健会長、汎アマゾニア日伯協会の丸岡義夫副会長の7人がブラジル日系人代表として参列。
そのうち錦戸会長からは、次のメッセージが届いた。《この度、即位の礼に外務省よりの全米33名そしてブラジル日系社会代表7名の枠に西部アマゾン日系社会代表として抜てきされたことを大変光栄に、そして誇りに思っている次第です。
これもアマゾン開拓に挑まれた先駆者の弛まぬ努力の積重ねで築かれた礎があったからこそ実現できたと確信しております。
今年は日本人アマゾン移住90周年記念の節目の年でもあり、記念祭典委員会の実行委員長を務めさせていただき、9月15日に実施した記念式典も無事に、そして盛大に開催できたことも重ねて二重の喜びにひたっております。
これもひとえに実行委員会のメンバーの皆さん、地元日系社会の皆さん、在マナウス日本国総領事館の皆さんの御協力や御理解の賜と思っております。
今後とも微力ではありますが日系社会の発展に努める所存ですのでさらなる御指導、御鞭撻のほど宜しくお願い致します》