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カンポ・グランデ=日本祭りを22日から初開催=来年祝う100周年の準備に

山内エリカさん、安慶名会長、鈴木理事

 マット・グロッソ・ド・スル州都で初めての日本祭りが、11月22日から24日までカンポ・グランデ日系文化体育協会(AECNB)のSEDE・CAMPO(Saida para Tres Lagoas, BR 262 KM 2)で開催されることになった。
 来社した安慶名ネルソン・タモツ会長は、「日本祭り開催は、昔の会の幹部時代からの夢だった。それだったら来年、我々の会が創立100周年を迎えるので、来年6月に日本祭りと同時に盛大に祝うことを考えた。その予行演習をかねて、今年から日本祭りを始めることにした。日本文化の伝統をなくさないために、これから続けていく」と力を込めた。
 地元テレビ局と提携し、3日間で1万人入場を予想する。共に来社した同文体協の鈴木マルシオ理事も「来場者に半分以上は非日系人になるはず」という。同地名物の沖縄ソバを始め、各種日本食も提供される他、平田信弘さんのショー、地元の太鼓チームの演奏も披露される。
 初開催ということもあり、県連日本祭りの広報を担当する山内エリカさんも共に来社し、「県連も日本祭りのノウハウを伝えるなど手伝っている」という。
 なお、11月8~10日には同州南部のドウラードスでも伝統の「第18回ジャポン・フェスチ」が、ドウラードス日伯文化体育協会(Clube Nipônico de Dourados 〈sede campo〉 – Rua General Castelo Branco, 1294, Jardim Flórida)で盛大に開催される。
 今年だけ特別に同じ11月で重なるが、来年からはカンポ・グランデが6月になるために別々になるという。