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《サンパウロ市》コーヴァス市長の退院延期=化学療法後、心臓に血栓見つかる

 癌の化学治療(療法)で入院中のブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長の心臓に新たな血栓が見つかり、退院が延期された。4日付現地紙サイトが報じている。
 入院先のサンパウロ市シリオ・リバネス病院によると、この血栓は3日に行われたエコカルディオグラム(心臓超音波検査)で見つかった。
 4日に行ったトモグラフィーでは癌の治療前に見つかっていた肺血栓塞栓症は改善していたが、3日に見つかった右心房の血栓と共に集中治療を行うことになった。
 このため、コーヴァス氏は3日に退院できる予定でいたが、入院を延期をして治療を続行することになった。
 同市長は10月23日に丹毒で入院。その後の検査で肺の血栓や、食道と胃の間の噴門に癌がみつかり、同月29日には転移も確認。このため、30~31日に第1回目の化学療法を受け、退院の準備をはじめていた。
 科学療法は3回受ける必要があり、第2回目は2週間後に行われる。