アナスピ・マスターズ陸上会(仲村昭治会長)は「第30回全伯日系陸上競技大会」を10月6日にサンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市の市営陸上競技場で開催した。
ノロエステ、南西サンパウロ、イビラプエラ、ピラチニンガ、北パラナ、モジ・ダス・クルーゼス、アナスピの各チームから計405人の選手が参加した。最高齢選手は、男子では97歳の川端けいぶんさん(北パラナ)、女子では85歳の小川すみ子さん(ピラチニンガ)だった。
個人種目は5歳きざみ、リレーは10歳きざみで別カテゴリーに分かれて記録を競った。個人・リレーの総合結果から、チーム別に次の順位が決まった。
1位=アナスピ(2497点)、2位=南西サンパウロ(2277点)、3位=北パラナ(435点)、4位=ノロエステ(322点)、5位=ピラチニンガ(247点)、6位=イビラプエラ(223点)、7位=モジ・ダス・クルーゼス(205点)
来社した川崎義雄アナスピ運動部長は、「97歳の川端さんは大正生まれ。幅跳び、100メートル走、砲丸投げ、円盤投げで全部1位でした。まだ参加したことない方も、ぜひ来年はご参加を」と呼びかけた。
仲村会長は「悪天候にも関わらず、無事に終了できたのは、参加してくださいました選手の皆さんをはじめ、スタッフのご協力のおかげ。感謝にたえない」と語った。
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