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リオ市=港湾地区に大型観覧車開業=年間100万人の利用見込む

 リオ市に新たな観光名所が誕生する。リオ五輪に伴う都市整備計画により、再開発が進んだ同市の港湾地区に、6日から高さ88メートルの観覧車、「リオ・スター」が開業すると、4日付現地紙が報じた。
 この観覧車には54の空調付ゴンドラがついており、各ゴンドラには最大8人が収容できる。
 25階建てビルと同じ高さの観覧車は18分かけて1周する。リオ市街が一望でき、晴れた日には、リオ市の北東約75キロ離れたテレゾポリス市の山々も見ることが出来る。
 観覧車は「支柱」「躯体」「54のゴンドラ」に分けて、大型貨物船3隻で運び込まれた。
 リオ港湾地域開発公社(Cdurp)のタルキニオ・デ・アルメイダ総裁は、「リオ・スターは港湾地域の更なる発展のための起爆剤になるだろう」との期待を語った。
 観覧車を運営するのはリオ・スター社で、同社の母体は、リオ・グランデ・ド・スール州でパルケ・スノー・ランドも経営するレジャー施設開発運営会社FWインベスティメントス社だ。
 FWインベスティメントス社は、1日2700人、年間100万人の利用客を見込んでいる。
 リオ市民および19日までの前売り券購入は、サイトwww.riostar.tur.brを使えば49レアル、窓口で購入する場合や20日以降にサイトで購入するチケットの金額は59レアルとなる。また、ゴンドラ一つを貸切で利用できるチケットは290レアルだ。
Rio Starの設置場所は Avnenida Rodrigues Alves , 455 – Santo Cristo, Rio de Janeiroで、営業時間は午前10時から午後6時まで(年中無休)だ。