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 11月に発行された『コチア青年会報』第48号(同連絡協議会)を見ていたら、リオデジャネイロ州ノーヴォ・フリブルゴ在住の松岡利治さん(1次10回)が「提言『若き力を』」を寄稿していた。日本語話者がまだ多いサンパウロ市とは違って、地方部では二世層を取り込むためにポルトガル語化を積極的に進めているという。いわく《会議はもちろん、議事録もブラジル語になっていて当然と思われ、これが長い目で見た協議会の、そしてコチア青年ファミリーの方向性ではないでしょうか。当然のことながら会報も半分ぐらいはブラジル語でもない限り、息子たちからは手にとってもらえないのが実情です》と書いている。そういえば協議会の方でも、今年10月の古希・喜寿・傘寿・米寿祝いは二世が初めて主体となって実行した。来年の移住開始65周年も二世によって準備されるそう。そのうちこの会報も半分ポルトガル語になる?