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東西南北

 サンパウロ市市警は8日夜、同市地下鉄3号線で窃盗や集団強盗などを行っていた容疑者2人を逮捕した。パトリアルカ駅のプラットホームでは、強盗犯逮捕の際、38口径の拳銃1丁も押収された。ギリェルミーナ・エスペランサ駅のホーム下の銅線泥棒は未然に防いだが、同件の犯人は捕まえそこなった。8日の捜査では、逮捕された2人と共に強盗などを繰り返している容疑者(大人9人、未成年4人)の身元も確認された。集団犯罪事件も解決してほしいが、利用者目線で言うなら、地下鉄構内に、銃を持った人物が忍び込んでいた事実の方が怖いか。
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 最高裁のジアス・トフォリ長官は9日、リオ地裁が前日出した、コメディ・グループ「ポルタ・ドス・フンドス」製作の映画「キリスト 最初の誘惑」のネットフリックスでの配信禁止命令を差し止めた。この映画は、キリストが同性愛者として描かれるなどして、キリスト教界から強い反発を招いていた。だが、配信禁止処分は「行き過ぎた検閲行為」と見られ、グループの事務所に火炎瓶を投げ込んでの抗議と共に、否定的な世論が出ていた。同長官は同日、自動車の損害賠償責任義務保険の徴収に関する暫定令も覆した。
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 昨年7月、ブラジル空軍機に38キロのコカインを持ち込み、スペインで逮捕されたブラジル空軍軍曹のマノエル・ダ・シウヴァ・ロドリゲス容疑者が国際的な麻薬犯罪者として被告となった。問題の空軍機はボルソナロ大統領と随行団が日本でのG20サミットに向かう際の予備機で、麻薬が持ち込まれた経緯が疑問視された。裁判でその謎が明かされるか。