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総領事館が安全セミナー28日=治安情勢を知り犯罪予防を

 在サンパウロ日本国総領事館(野口泰総領事)は「在外安全セミナー」を28日(火)午後1~4時、サンパウロ市のサンパウロ日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)の本部ビル5階神内ホール(R. Fagundes, 121 – Liberdade)で開催する。犯罪の脅威と対策を学べる。参加無料だが、申込みが必要。日本語で行う。

 コントロール・リスクス・グループ株式会社から土江龍介氏(つちえ・りゅうすけ)を講師に招き、ブラジルやサンパウロ市の治安情勢、銃撃、誘拐、事業所への強盗団の侵入、振り込め詐欺などの犯罪について、その脅威と対策に関する講習を行う。

 参加希望者は氏名、所属、旅券(パスポート)などの身分証明書番号を総領事館にメール(cgjassist@sp.mofa.go.jp)で伝えること。申込期限は24日(金)まで。問合せは総領事館領事部(電話=11・3254・0100)まで。

 会場前で身分証明書を確認する。援協ビルの駐車場が利用可能。

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 在聖総領事館では、日本人が犯罪に巻き込まれた場合に、その詳細を登録者にメール配信し、対策を呼びかけている。最近では、夜のサンパウロ市リベルダーデ区内で、駐在員が乗った車両が5人ほどの少年に囲まれ、石を投げられるという事件があった。リベルダーデ区でも東洋街から数ブロック外れると、強盗事件が頻発する地域に入る。28日開催の安全セミナーなどを通して、日頃から警戒を。