百人一首の競技かるたクラブ「めぐりあひかるた会」(ラファエル・ジニス会長)が説明会及びデモンストレーションを19日午後2時から、ブラジル滋賀県人会の会館(Rua Brás Cubas, 415, Aclimação)で行う。入場無料。
「めぐりあひかるた会」は、競技かるたを題材にした日本の漫画「ちはやふる」の影響を受けて、2013年に発足。会員は約20人で、非日系人が半分以上を占めている。会の名前は紫式部の和歌から引用している。
今回のイベントは、滋賀県人会(山田康夫会長)の新年会の後に開催される。ジニス会長によれば、百人一首の第一首の作者、天智天皇ゆかりの地であり「かるたの聖地」とされる近江神宮が滋賀県大津市にあることから、滋賀県人会の山田会長に誘われて企画した。
当日は、競技かるたのルールや滋賀県との縁について話す他、実演を通して「畳の上の格闘技」と例えられるかるたの面白さについて説明する。
山田会長は「普段とは違う試みなので、興味がある人はぜひ来てほしい」と来場を呼びかけている。
当日についての問い合わせは、滋賀県人会の脇坂グラシエイラさん(l1・99586・4460)まで。
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19日に滋賀県人会で説明会及びデモンストレーションを行う、百人一首の競技かるたクラブ「めぐりあひかるた会」(ラファエル・ジニス会長)は、県連日本祭りや文化祭りなどで積極的にかるたの説明会を行っている。同会は、2018年に行われた「おおつ光ルくん杯競技かるた世界大会」では、ブラジル代表として団体戦に参加し、発足7年目ながらも世界4位の成績を収めた。同会に興味がある人、入会希望者はジニス会長(電話=11・95852・4462、メールアドレス=rafa_diniz_@hotmail.com 、メールのみ日本語で対応可能)まで。