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在伯沖縄青年協会が総会=新年会を兼ねて25日に

来社した知念会長、石川副会長

 在伯沖縄青年協会(知念直義会長)は「定期総会・新年会・生年祝い」を25日(土)正午から、サンパウロ市のブラジル沖縄県人会ビラ・カロン支部会館(Praça Haroldo Daltro, 297 – Vila Carrão)で開催する。申込み不要。

 総会では、昨年度の事業・会計報告、今年度の事業計画、次期会長の承認を行う。新年会では、参加する会員やその家族らで親睦を深める。

 当日は、数え年で85、88歳(1936、39年生まれ)を迎える会員21人の健康を祝う。余興に『かぎやで風節(かじゃでぃふうぶし)』、三線や箏の演奏も披露される予定。カラオケもあるので参加したい人はCDを持参すること。

 参加費は、人数に関係なく1グループ150レアル。

 案内に来社した知念会長、石川繁副会長は「ご家族何人で来ても同じ参加費なので、ぜひご家族連れで来ていただき、にぎやかな会にしましょう」と参加を呼びかけた。

 同協会は、1957~64年に渡伯した沖縄産業開発青年隊の隊員を中心に構成されている。

 

 

 

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 新年会の案内に来社した在伯沖縄青年協会の知念直義会長、石川繁副会長によると、10月末の首里城焼失を受け、協会内で再建に向けた義援金募集を行ったという。4~5千レアルの寄付金が寄せられたそう。先導して義援金募集を行うブラジル沖縄県人会に引き渡す予定だとか。「一世で構成されている協会だからこそ、母県への思いも一段と強かった」と知念会長。ウチナーンチュの絆の強さと行動力の高さは各所で見られている。

     ◎

 知念会長らが来社した際、耳子に手渡した案内状には「(渡伯)当時20歳平均年齢の私達が現在82歳平均の青年隊(老人隊・熟年隊)です」という切ない文言があった。だが平均82歳となった今でも新年会が開かれるのは、多くの隊員が健康である証拠。ぜひ土曜日の新年会は、にぎやかに楽しんでほしいところ。