コロンビアで開催されている東京五輪男子サッカーの南米地区予選で22日、U23ブラジル代表がウルグアイに3―1で圧勝し、決勝リーグ進出へ大きく前進した。
ウルグアイは序盤、エース、ディエゴ・ロッシ(ロサンゼルスFC)が攻め込み、シュートを狙うシーンを見せたが、前半14分、アントニー(サンパウロ)からの右からのクロスを受けたペドリーニョ(コリンチャンス)がシュートを決め、1点を先制した。
さらに30分には、センター・フォワードのマテウス・クーニャ(ライプチヒ)が、ペナルティ・エリアで受けたファウルから得たPKを自分で決め、幸先よく2点をリードした。
後半早々には、ウルグアイのラミレス(リバプール・モンテビデオ)がヘディング・シュートでゴールを狙ったが、守護神イヴァン(ポンテ・プレッタ)が美技でしのいだ。
逆に、ブラジルは32分、途中出場のペペ(グレミオ)が、マテウス・エンリケから受けたパスをゴールし、3点目。ウルグアイも35分にブエノ(ジローナ)のゴールで1点を返したが、焼け石に水。結局、ブラジルが3―1でウルグアイに勝利した。
22日を終わって、ブラジルが所属する予選Bグループは、ブラジルのみが負けなしの2勝だ。残るパラグアイ、ウルグアイ、ペルー、ボリビアは、いずれも少なくとも1敗しているから、ブラジルにとっては、グループリーグ突破に向け、かなり有利な状況となっている。
ブラジルは、他の4チームが次の試合を行う25日は休みで、6日を置いた28日にボリビアとの試合を行う。
グループリーグから決勝リーグに進めるのは、5チーム中2チームだ。
Aグループは、22日終了現在でチリが2連勝(勝ち点6)でトップ。コロンビアとアルゼンチンが勝ち点3ずつで追っている。(22日付グローボエスポルテより)