29日午前、サンパウロ市で、テメル前大統領の二女マリステラ氏(48)が、車を運転中に人身事故を起こした。30日付現地紙が報じている。
現場は市西部ピニェイロスのフェレイラ・デ・アラウージョ街218番の曲がり角で、マリステラ氏は午前8時頃、会社秘書として働いている40歳の女性をはねた。
この事故で、被害者の女性は左足を骨折し、アルベルト・アインシュタイン病院へ運ばれた。
マリステラ氏の弁護士によると、マリステラ氏は、かなりゆっくり運転していたという。だが、マリステラ氏の運転免許証は違反ポイントが限度を超えた状態だったことも明らかにした。
また、事故で使用されたホンダ車は、2019年3月にラヴァ・ジャット作戦リオ地区担当のマルセロ・ブレッタス判事から差し押さえを命じられていた車でもあった。
マリステラ氏は自分の過失で事故を起こしたことを認めている。