リオ市に本部を置くジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)が30日、今年1月の総合市場物価指数(IGP―M)は0・48%だったと発表した。
昨年12月の2・09%よりは1・61%ポイント(P)低かったが、昨年2月から今年1月までの直近12カ月間の累積は7・81%となった。
「直近12カ月間の累積」の数値は、昨年1月時点の6・74%と比べて、1・07%P高かった。
賃貸住宅の家賃の年次調整に使われるIGP―Mは、卸売物価指数(IPA)の比重が6割で、消費者物価指数(IPC)が3割、全国建設コスト指数(INCC)が1割で算出される。
2月から1月にかけてIGP―Mが下がった理由は、最も比重の大きいIPAが、2・84%から0・5%へ下がったからだ。
IPCも0・84%から0・52%に下がったが、INCCは逆に0・14%から0・26%に上がった。(30日付アジェンシア・ブラジルより)