最高裁や連邦議会などが活動を再開したが、子供たちにとってもそれは同様で、サンパウロ市の市立校は今日5日から新学期がはじまる。だが、4日付アゴラ紙によると、市教育局は清掃などを行う業者の入札を終えておらず、落札企業が決まるまでは清掃なども自腹で行わねばならない。市役所が年末に送付した金が残っていない学校などは、授業以外のことに頭を悩ませなければならない状況になっている。今年は制服を納品する業者が決まらず、制服は各自が店で購入する必要があるが、そのための現金支給方法もまだ整っておらず、生徒たちの手に制服が行き渡るのは3月からになる見込みだ。ブラジルらしいといえばらしいが、もう少し改善はできないものか。
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1月末から報道が続いている、サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポで起きた宝石商親子3人の殺害事件関連で、3日に共犯者とされる男性が逮捕された。この男性は、すでに逮捕されている宝石商一家の長女アナ・フラヴィア容疑者の恋人のカリーナ・ラモス容疑者の親戚で、両容疑者と共に被害者のコンドミニアムに入ったことをカリーナ容疑者が認めている。カリーナ容疑者は、この男性がその際に40口径の銃を持って武装していたことも認めている。
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コロンビアで行われている五輪サッカーの南米予選は3日から4チームによる決勝リーグ。ブラジルはコロンビアと対戦し、1―1で引き分けた。勝ちたかったが、決勝リーグ初戦で相手が開催国という緊張する状況の中、リードされた試合で追いつき、引き分けたのがせめてもの救い。次戦は6日の対ウルグアイ戦だ。