コロンビアで開催されていた、東京五輪に向けた男子サッカー南米予選で9日、ブラジルが五輪出場を決めた。10日付現地紙が報じている。
ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアによる決勝リーグからは、2チームが東京五輪に出場できる。ブラジルは3日と6日のコロンビア戦とウルグアイ戦で引き分け、勝ち点2をあげた。アルゼンチンは2連勝して勝ち点6をあげ、進出を決めたが、コロンビアとウルグアイは共に1敗1分で勝ち点1だった。
ブラジリア時間9日20時からのウルグアイ対コロンビア戦は、3―1でウルグアイが勝ち、勝ち点を4とした。この時点で、ブラジルが出場を決めるには22時30分からのアルゼンチン戦での勝利が必要となった。
この試合、ブラジルは序盤から攻め、前半12分にパウリーニョのシュートで先制。29分にはセンターフォワードのマテウス・クーニャが決め、2点目をあげた。
クーニャは後半10分にも、この日2点目で、今大会得点王(5点)も決める3点目をあげた。また、守備陣がアルゼンチンの攻撃を無失点に抑えてこの3点を守り、東京五輪行きを決めた。
ブラジル代表は、金メダルに輝いたリオ五輪に続く、2連覇を目指す。