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東西南北

 サンパウロ市南部グラジャウーで13日、州立ドウトール・アニス・バドラ校の女性教員(42)が、生徒が毒を混ぜた水を飲んで病院に運ばれるという事件が起こった。これは4年生の授業の合間に起こったもので、9歳の少年2人が教員の気付かないうちに、水筒の中に液体性の毒を混入。それを飲んだ教員は気分が悪くなり、他の教員たちが救急病院に運んだ。2人の生徒は、毒を入れた動機などについて口を割っていないという。12歳未満の子供は法律上、犯罪責任を問われないため、保護者が学校に呼ばれたが、善悪についての教育の必要性を痛感させられる事件だ。
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 16日早朝、サンパウロ市南部シダーデ・ジャルジンで、20歳の男性が、自身が乗っていた高級車をガードレールにぶつけ、大破させる事故が起きた。この車はマックス・フェフェル・トンネルを抜け出た際にコントロールを失い、ガードレールに激突して車線を飛び出した。その際、立ち木2本にぶつかり、1本を根こそぎ倒した。車は粉々になったが、青年は軽傷で済んだ。車はポルシェの防弾車だった。現在、警察は、青年が酒や薬物を使用していなかったか、事故車が本人のものかどうかを調査中だ。
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 週末行われたサッカーのサンパウロ州選手権。15日にサンパウロ市モルンビで行われた伝統カード、サンパウロ対コリンチャンスは決め手に欠け、両者無得点の引き分けに終わった。6節終了時点でサンパウロはC組3位、コリンチャンスはD組2位だが勝ち点は3位と同数と、今ひとつの内容。そろそろエンジンをかけたいところだが。