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東西南北

 19日付現地紙によると、サンパウロ市内では、ピーク時(5時~8時59分、16時~19時59分)におけるバスの平均時速が、わずか16キロだったという。また、2009年以降の平均時速の最高は、午前、午後とも、17キロだったという。昨年のサンパウロ市の市民ミニ・マラソン「サンシルヴェストレ」で優勝したケニアのランナーは時速約21キロなので、サンパウロ市のバスはそれよりも遅いということになる。サンパウロ市のバスの動きが遅いのは、バス専用道やバス専用レーンの整備が遅れているため。バス高速輸送システムのエスプレッソ・チラデンテスが開通し、地下鉄の利用者が増えても、渋滞緩和や時速上昇に繋がるのは時間がかかりそう。
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 17日夜、パラナ州マリンガで、セルジオ・モロ法相の姪が強盗に襲われる事件が起きた。事件が起こったのは午後9時50分頃で、恋人と共に停車中の車の中にいたところ、2人組の強盗が近づいてきて、恋人を車から引きずり出すと暴行を加えた。強盗はその後、彼女を人質にして逃走したが、行き止まりの道に入り込み、土手に衝突。身動きが取れなくなったため、彼女の所持品を奪い、徒歩で逃げ去った。無事でよかったが、一歩間違えれば大事件となる可能性もあった。
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 18日、サンパウロ市市警と市警備隊が、カーニバルの衣装を違法で作っている工場と店11軒、倉庫1カ所の捜査を行い、3・5トン相当の衣装や小道具、装身具を押収した。カーニバルも近づき、そろそろこうしたニュースも耳にする頃だが、それだけの量が正規に使われていたらと考えると、もったいない気も。