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《ブラジル》商業界=企業家の信頼感指数が連続アップ=1年前より27%も高くなる

 ブラジル全国財・サービス・観光商業連合(CNC)が20日、2月の商業界の企業家信頼感指数(ICEC)は128・3ポイント(P)だったと発表した。
 ICECは0~200Pの間で推移し、100P以上だと、企業家たちが景気に信頼を置いており、楽観視していることを示す。逆に、100P未満だと、景気に信頼を置いておらず、悲観視していることになる。
 ICECは、昨年9月から6カ月連続で前月比高を記録。今年2月の数値は1月より1・7%高く、1年前より27%高かった。
 調査では、企業家の61・9%が、現在の景気が1年前よりも良いと考えていることが明らかになった。
 この「1年前と比較した現状の評価」が、今月の総合指数を押し上げた最大要因だ。現在の景気が1年前よりも良いと考えている割合が今月よりも大きかったのは、2012年1月の62・9%と、11年3月の64・9%、11年4月の63・3%の3回だけだ。
 2月の「投資意欲」は108・3Pで、前月比1・6%高、前年比3%高だった。「投資意欲」の中でも伸び率が高かったのは「自社への投資意欲」で、前月比3・3%高の104・9Pだった。(20日付アジェンシア・ブラジルより)