3月30日、ボルソナロ大統領は、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が記者会見で発言した一部の言葉のみを抜き出して、「健常者は働かなければならない」とツイッターで発言した。大統領は「ほら、WHOだって働かないといけないと言っているだろ」とし、同事務局長の「貧しい国(エチオピア)の出身なので、働かないと食えない意味はわかっている」との発言箇所の動画を紹介した。だが、アデノム局長は「隔離をやめろ」とは言っておらず、「隔離中に生活苦の人を助けないとならないのは政府」とも発言していた。WHOはボルソナロ大統領の発言を否定する声明も発表。大統領の世界的信用も落ちるばかりだ。
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サンパウロ州検察局は3月30日、1月に起きた宝石商親子殺害事件に関して、5人の容疑者を殺人罪、強盗、死体隠滅の容疑で起訴した。起訴されたのは、殺害されたゴンサウヴェス一家の長女のアナフラヴィア容疑者とその恋人のカリーナ・ラモス容疑者、そして、カリーナ容疑者のいとこのジョナタン・ラモス容疑者、ほか2人の男性容疑者だ。連日のコロナウイルス報道で陰に隠れてしまった印象もあるが、これも引き続き、気になる事件だ。
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3月のカンタレイラ水系への降水量は、2月までの雨量が多かった反動か、88・6ミリと、同月の降水量としては物足りない量に終わった。3月31日の水位は64・4%だった。今後は乾季に入り、秋、冬に向けて気温も下がっていく。このことがコロナウイルスの感染にどんな影響を及ぼすかも気になるが。