「最近は新型コロナウイルスについての暗いニュースばかり。気軽に日本食を食べる楽しみを味わってもらい、家の中にいるストレスを少しでも発散してほしいと思い、この価格に設定しました」――サンパウロ市のニッケイパレス・レストラン(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)のオーナー、山田セレナさんはこのサービスを始めた動機をそう説明した。
外出自粛が続く中、各飲食業界ではデリバリー(配達)とヴィアージ(持ち帰り)のみが許可されている。
そんな中、同レストランではヤキソバとヤキメシを9・90レアルの販売を始めた。通常価格は29・90レアルだったが、山田さんは「クアレンテナだから食べる楽しみを実感してほしい」と思い、安価に提供することを思いついた。
ヤキソバは野菜と肉がたっぷり入った醤油味。ヤキメシはあっさりした塩味になっている。
レストランはニッケイパラセホテルの地下にある。土日祝日関係なく毎日11時~15時、17時30分~21時30分まで営業。電話注文すれば配達をするが、配達料がかかる。もしくは店頭で持ち帰りも可。
注文する際は電話(11・3207・8511)か、ワッツアップ(11・3540・0698)まで連絡を。