サンパウロ市は7日、新たなコロナ感染防止策として「24時間のロディジオ」(車両乗り入れ規制)を11日(月)から開始すると発表した。ブルーノ・コーヴァス市長は「市をロックダウンさせないために」と実施に踏み切った理由を説明した。
通常の同規制は平日の通勤時間帯だけだが、今回は週末もふくめて24時間実施という異例ともいえる厳しいもの。
今回のロディジオは1日ごとで、奇数日はナンバー末尾が奇数の車両、偶数日は末尾が偶数の車両のみが走行可能。
例えば規制が始まる11日は奇数日となるのでナンバーの末尾が奇数(1、3、5、7、9)であれば走行可能だが、翌日12日には走行できない。今月末31日、翌6月1日は続けて2日間、奇数ナンバーの車両しか通行できない。
二輪車や警察、軍、ガス、水道、救急車、タクシー、身体障害者は免除される。しかしUberや、99、Cabifyなどアプリを使用する個人タクシー業者はロディジオ対象になる。
違反者には4ポイント減点と130・16レアルの罰金が科せられる。