徐々に自粛解除となり、今までは営業できなかった店も開店しはじめた。飲食店は未だ持ち帰りや宅配のみ。夜になるとバールなどは店内に入れないようになっているが、店先で肩を並べて数人でわいわい「立ち呑み」しているのを見かけるようになった。外とはいえ、飲み食いの際はマスクを外さねばならず、ついつい楽しいお酒で盛り上がってしまうことも。気を緩めすぎずに注意したいところだ。
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最近、日本の人からメールをもらうと、枕詞のように「まだブラジルは大変そうですね」と書かれている。自粛全面解除となった日本の明るい記事を読むと、ため息が出そうになる。逆にブラジルは「これからがピーク」という声も多い。思えば3月末頃、日本とブラジルの感染者と死者はほぼ一緒だった。ところが19日昼現在、日本は死者935人、ブラジルは4万8427人と、52倍も差が開いた。一体この違いはどこから来るのだろう?