連邦貯蓄銀行(CAIXA)は27日から7月4日に、新型コロナウイルス対策の緊急援助金に関して、新規承認者110万人に対する初回支払いと、ボウサ・ファミリア受給者以外の人への第2~3回目の支払いを行う。26日付現地サイトが報じている。
緊急援助金の支給は4月からはじまっており、計3回、合計1800レアルが支給される。26日の会見によると、緊急援助金は1億840万人が申請し、25日までに1億630万人分の審査が行われた。支給が認められたのはうち6410万人。200万人が審査待ち、130万人は再審査の対象となっている。
緊急援助金の支給が認められた人は、申請した時期や、ボウサ・ファミリア受給者か否かによって援助金の受給日が異なる。27日から支払われるのは、5月27日から6月16日に申請して承認された110万人に対する初回の援助金と、ボウサ・ファミリア受給者以外の対象者への第2回目または第3回目の援助金だ。ボウサ・ファミリア受給者への支払いは18日から行われている。
支払い日は誕生月で決められ、誕生月が1・2月の人は27日、3・4月の人は30日、5・6月の人は7月1日、7・8月の人は2日、9・10月の人は3日、11・12月の人は4日に、ポウパンサ・デジタル口座に振り込まれる。現金での引き出しと他の銀行口座への移送解禁日は、1月生まれが7月18日からのように誕生月毎に決められており、9月19日までに全てが解禁される。
緊急援助金の受給申請は、7月3日が最終締め切りとなっている。