バイア州サルバドールのACMネット市長(民主党・DEM)は13日、新型コロナウイルスの影響により、「来年2月のカーニバルを見合わせる可能性がある」と言及した。13日付現地サイトが報じている。
ACMネット市長は13日の午前に行われた、新高架道の開通記念の記者会見で、「もし11月までにコロナウイルスのワクチンが完成しない場合は、安全性を保証できないので、カーニバルを見合わせる可能性がある」と発言した。
これまで、州知事や市長から来年のカーニバルに関して、中止を考慮に入れた具体的な発言は行われてこなかった。
同市長によると「北東部の我々にとってみれば6月祭(フェスタ・ジュニーナ)を開催しないというのは大問題だったが、やらなかった。それはカーニバルに関しても同様だ」との見解を説明した。同市長は大晦日の記念行事(ヴィラーダ)に関しても同様の見方を示した。
カーニバルの開催権限は、市に委ねられている。ACMネット氏は「サンパウロ市やリオ市の市長たちと話し合って開催について話し合うこともありえる」としている。