20日、サンパウロ証券取引指数(IBOVESPA)が1・3%上昇し10万ポイントを維持した。20日付現地サイトが報じている。
IBOVESPAは先週、勢いを取り戻し、3月5日以来となる10万ポイントを超えていた。20日もそれを持続する形で、17日より1・3%上昇の10万4224ポイントを記録した。
株価がもっとも伸びた企業はTIMやテレフォニカといった通信系企業で、それぞれ6%超も上がった。これらの企業にOi社の株の買収の話が浮上しているためだ。
20日は、オックスフォード大学が発表したコロナウイルスのワクチンの実験結果が良好だと発表されたこと、また中銀が2020年の国内総生産(GDP)予測を6・10%減から5・95%減へと上方修正したことが好感されたと見られている。