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東西南北

 コロナウイルス感染で官邸内隔離が続くボルソナロ大統領。その間におこなわれた世論調査では、支持率が上がっているのだという。目立ったことを特に行なったわけではないのに支持率があがるということは、実は、おとなしくして余計なことを言わなければ支持率は保てるということかも。そんな大統領は、服用して2周間経っても陰性反応にならないにも関わらずクロロキンを推奨中だ。22日には、以前エサをやっている時に指を噛まれたダチョウに、クロロキンの箱を水戸黄門の印籠のように見せて手なづけようとようとする姿が写真に撮られ、不思議ともユーモラスとも言える行動で話題を呼んでいた。
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 サンパウロ市が23日、ヴァーレ・ド・アニャンガバウー広場の入札準備を始めた。セントロ区の歴史ある場所として知られ、市役所の目と鼻の先にある。大型野外イベントも開催される同地は、市の進める民営化プロジェクトの中でも優先順位が高い場所として知られている。市は向こう10年における運営権などを民営化させる予定で、入札そのものは8月26日に行われる予定。インテルラゴス・サーキットやアニェンビ・サンボードロモの民営化は二の足を踏んでいる印象だが、こちらはどうか。 
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 22日のサッカーのサンパウロ州選手権で、サンパウロはブラガンチーノに2―3で敗れた。これで負けてもサンパウロは決勝リーグ進出だが、問題はコリンチャンス。この試合で所属グループのブラガンチーノの決勝L進出が決定。残る1枠を勝ち点2差で追う立場でグアラニーと争うことに。25日の試合では勝っても脱落がありえるが果たして。