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モビリティと未来の生活=文協がオンライン講演30日

講演会の告知画像(文協より)

講演会の告知画像(文協より)

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は「モビリティとソサエティ5・0」オンライン講演会を、30日(木)18時半から開催する。文協ユーチューブ又はフェイスブックページから視聴できる。
 パネリストにはグーグルLLC副社長とブラジル支社CEOを務めるファビオ・コエーリョ氏と、トヨタ・ラテンアメリカ及びカリブ海地域のモビリティービジネス変革ディレクターを務めるロジャー・アルメリーニ氏を招く。
 「モビリティ」というのは交通や物流・自動車産業・通信でも用いられる言葉で、人や物、データの「移動」を指す。特に交通や自動車においては移動手段の効率化・利便性を高める技術を指し、日本の経済産業省や国土交通省が社会課題解決のための取り組みとして力を入れている。
 「ソサエティ5・0」は日本が提唱する未来社会のコンセプトで、「モビリティ」も「ソサエティ5・0」への取り組みの一つに含まれている。モノと情報を結びつけ膨大なデータとして集約し、人工知能の解析により適切な情報を得て共有を行う。それにより新しい価値や産業の創出を促進し、社会課題解決と経済成長を目指すというもの。
 同講演には在サンパウロ日本国総領事館、ブラジル日本商工会議所、ブラジル日本青年会議所(JCI)が後援している。
 ライブ配信は▼ユーチューブ(http://www.youtube.com/bunkyodigital)▼フェイスブック(http://facebook.com/bunkyodigital)で視聴できる。

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 トヨタといえば日本を代表する自動車製造企業だが、「クルマ」を売る企業から「モビリティ(移動に関する)・サービス」を売る企業に向けての変革を16年から始めている。日本では「車」が売れないと騒がれて久しいが、ブラジルでもコロナ禍の影響で車の売上げは相当落ち込んだ。コロナ禍でテクノロジーによる社会問題解決が注目されており、アフター・コロナでどう世界が変わるかの参考になるかも?