11日、ブラジル最南端のリオ・グランデ・ド・スル州で、国内初の新型コロナウイルス対応型のバスが運行を開始した。11日付現地サイトが報じている。
このバスはマルコポーロ社が開発した「バイオセーフ」というオウロ・エ・プレッタ社が運行するバスで、州都ポルト・アレグレからサンタローザまで走る約500キロの長距離路線だ。
ポルト・アレグレからクルズ・アルタ、イジュイ、サントアンジェロを経由してサンタローザまでを行くこのバスは、18時30分のポルト・アレグレ発のみの1本で、値段は165レアル。
車両の中は座席が3分割されており、真ん中と左右の座席の間にカーテンがそれぞれ設置されている。また、冷暖房は抗ウイルス、バクテリアの機能があるという。