ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 サッカーの全国選手権で15日、コリンチャンスは敵地での強敵グレミオとの試合を0―0のスコアレス・ドローで終えた。ライバルのパルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケで格下のゴイアス相手に1―1の痛恨の引き分け。ファンからは不満の声が上がった。16日はサンパウロが敵地でヴァスコ・ダ・ガマ戦でカノのゴール2発に沈み1―2で敗戦。サントスは本拠地で首位だったアトレチコ・パラナエンセを3―1で圧倒した。第3節を終えた時点で、3連勝を飾ったのはアトレチコ・ミネイロのみ。サンパウロ州勢や昨年の覇者フラメンゴはややスロー・スタートの展開となっている。
     ◎
 15日、サンパウロ市北部ヴィラ・ダス・パルメイラスにある一般家屋の中で、50レアル札を偽造していた男性が逮捕された。この男の自宅をさらに調べたところ、134錠の麻薬「エクスタシー」も発見された。容疑者によると、この薬物も自分で生成していたという。32口径の拳銃や、エクスタシーを作るのに使ったと思しき材料や、偽札を作るために使ったであろう化学薬品なども押収されている。この犯人が最終的に何をやろうとしていたのか、気になるところだ。
     ◎
 15日、サンパウロ市南部カンポ・リンポで、連邦貯蓄銀行(CAIXA)の金庫を盗もうとした強盗3人が現行犯で逮捕された。現金は結局、盗まれていない。この強盗たちは、この金庫のある場所の真下にある駐車場の天井を破壊して侵入を試みたが、その最中に警察が急行して御用となった。犯人たちが捕まったのは真っ昼間だった。