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≪ブラジル≫緊急支援金が格差縮小に貢献=ルーラ政権時代より改善
600レアルの緊急支援金が国内の経済的格差縮小に貢献したとオ・グローボ紙のカシヤ・アルメイダ記者が指摘したと、8月16日付けブラジル247サイトが報じた。
USPメトロポリス研究センターの社会学者ロジェリオ・バルボサ氏は「緊急支援金を通して毎月500億レアルを貧困層に注入したことで、ブラジルの経済格差はかつてないぐらい縮小した」と指摘したとアルメイダ記者は書いた。
社会の所得不平等さを計測するジニ係数は2019年には格差係数0・543だったが、今年5月には0・492にまで縮小している。この数値は、格差縮小が進んでいたルーラ政権下の8年間より小さい。
バルボーザ氏は「支援金交付がなかった場合のジニ係数は0・559となり、この25年間の格差縮小の政策がすべて水泡に帰していた」と述べている。
6千万人もの貧困層への援助金支給は、6月に43%だった連邦政府への不支持率を34%に押し下げ、逆に支持率は24%から36%へと12ポイントも押し上げた。
経済格差縮小に貢献した緊急支援金だが、継続には難問が多い。歳出上限法を破る事なく、新社会福祉政策レンダ・ブラジルに切り替えられるか、具体的な財源が見えていない段階だ。