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【マーケット短報】財政問題からボベスパ指数後退、ゲデス辞任の噂でドル上昇

 ウォール街で記録された新高値にもかかわらず、ブラジルの財政状況への懸念から、ボベスパ指数(Ibovespa)は10万P以下の引き合いとなった。100,627.33ポイント、-1.46%でひけた。14時48分頃、一時は最低99,359.36Pに達した。

8月26日ibovespa推移(B3サイトより)

 一方、ボルソナロ大統領との溝が埋まらない状態から、「パウロ・ゲデス経済相が辞職」との噂が一時広まって懸念が強まる中、ブラジルの財政政策の先行きに対する投資家の不安が高まり、ドルは前日の下落を上回る高値で5.60レアルをつけて取引を終了した。
 午後の半ばに到達したピーク時には、ドルは5.635レアル(+1.95%)であった。取引開始早々、ドルは5.5141レアルに0.24%も下落した。