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《ブラジル》総人口2億1175万人に=1年で160万人増加

 ブラジル地理統計院(IBGE)が27日、7月1日現在のブラジルの推定総人口は2億1175万5692人と発表したと同日付現地紙サイトが報じた。昨年は2億1014万7125人だったから、1年間で160万人以上、0・77%増えている。
 人口最多州はサンパウロ州で、総人口の21・9%を占める4628万9333人。2位はミナス・ジェライス州の2129万2666人、3位はリオ州の1736万6189人だ。連邦直轄区は305万5149人で20位だった。
 州別人口最少はロライマ州の63万1181人で、アマパー州86万1773人、アクレ州89万4470人が続く。
 州別人口増加率が最大だったのはロライマ州の4・19%だが、昨年の5・1%は下回った。増加率最小はピアウイ州の0・25%で、バイア州の0・39%、南大河州の0・40%と続く。
 市別人口最多はサンパウロ市の1232万5232人で、リオ市の674万7815人、ブラジリアの305万5149人、サルバドール市の288万6698人が続く。

 最少はミナス・ジェライス州セラ・ダ・サウダーデ市の776人で、以下、サンパウロ州ボラー市838人、マット・グロッソ州アラグアイニャ市946人、リオ・グランデ・ド・スル州エンジェニョ・ヴェーリョ市982人と続く。
 総人口の21・9%は17市に住んでいる。これらの市は全て、人口が100万人を超えており、内14市は州都。首都ブラジリアを含む州都27市の人口は5千万人超で、総人口の23・86%を占めている。
 人口が10万以上、100万未満の市は46%を占め、昨年より142市増えた。他方、人口2万人未満の市は、37・3%にあたる1410市あった。28・1%にあたる1565市では人口が減ったが、人口が2%以上増えた市も205市(3・7%)あった。