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《ブラジル》都市部でコロナ感染爆発止まる?=7割はすでに「安定」以上

 新型コロナウイルスに関して、全国の人口10万人以上の都市の内、7割では既に新感染者の増加のペースが鈍り、減速状態に入っているところもあると、3日付フォーリャ紙サイトが報じている。
 同サイトによると、10万人以上の都市は全国で324市あるが、その内の132市(41%)は、コロナウイルスの感染拡大が「安定期」に入っている(新たな感染者数がほぼ一定している)。95市(29%)は「減速期」に入り、新感染者数が減り始めており、合計で70%が「安定期以上」に入っていることがわかったという。

 ただ、30%にあたる97市ではまだ感染拡大が続いている。その中には、ポルト・アレグレ、フロリアノーポリス、カンポ・グランデといった南部や中西部の州都も含まれている。
 州単位で見ると、人口10万人以上で感染拡大が続く都市がなくなった州は、全国で12州まで増えている。