ボベスパ指数(IBOV)は、財政シナリオへの懸念やウォール街のテクノロジー株の強いネガティブな修正の中で、2週間のプラスの後で、今週は下げて終えた。
金曜日(4日)、イボベスパ指数は101,241.73ポイントと、0.52%上昇して閉じた。週中は0.88%下落したが、月初の4回の取引では1.88%上昇した。年初からは12.45%の下落となった。
連邦政府は財政面において、行政改革案を連邦議会に提出し、コロナ緊急支援金を年末まで300レアル支給を決めるなど、ここ数日で軌道修正を図った。
と同時に、来年の予算案の項目に含まれなかったRenda Brasilが、さらに時間がかかる検討課題として残ったことも、鮮明になった。
■ドルはわずかに上げてR$5.30で終了
米国通貨は、ブラジリアの政治的なノイズの調整を受けて、今週金曜日は小幅に上昇してクローズした。ドルは2週連続の安値を更新し、3カ月ぶりの連続安値となった。
金曜日のスポットドルは0.33%上昇し、売りで5.3081レアルとなった。取引開始1時間目に0.81%下落してBRL 5.2475まで下落したことで、相場は4日目の安値を記録した。しかし、その後は一息ついており、0.73%上昇して最大5,329レアルとなった。