選挙検察局は8日、11月のリオ市長選にも出馬予定の同市元市長エドゥアルド・パエス氏(民主党・DEM)を、収賄容疑で起訴した。8日付現地サイトが報じている。
検察局の発表によると、パエス氏はリオ市長だった2012年に建設大手のオデブレヒト社から、秘密口座を経由して1080万レアルの賄賂を受け取った疑いがあるという。
これは、その年に行われたリオ市長選の際に行われた贈収賄とされ、同年の6月4日から9月19日にかけて、オデブレヒト社のベネジクト・バルボーザ・ダ・シウヴァ・ジュニオル氏とレアンドロ・アンドラーデ・アゼヴェド氏によって、パエス氏宛に直接振り込まれたと見られている。
選挙2カ月前に被告扱いとなったことに関し、パエス氏は「選挙運動への妨害だ」と批判している。
パエス氏は世論調査でも、現職のマルセロ・クリヴェラ氏を大差で抑えて、1位の状況だ。