在クリチバ日本国総領事館の高木昌弘総領事(61歳、神奈川県)は3日、パラナ州クリチバ在住の総合格闘家ヴァンダレイ・シウバ氏を公邸に招待し、在外公館長表彰を授与した。
シウバ氏は、1990年代から2000年代にかけて、日本で開催された総合格闘技イベントPRIDE参戦以来、17戦無敗、タイトルマッチでも3回連続防衛に成功して「PRIDEミドル級絶対王者」と呼ばれ、日本中のファンを魅了した。
高木総領事は、「総合格闘技を通じて両国の友好関係の促進に大きく貢献した。また、日本での活躍を通じて、ブラジルにおける対日理解の促進にも資した」と、シウバ氏の功績に謝意を表した。
また、来年に東京五輪パラリンピック開催を控え、両国の更なるスポーツ交流のためにシウバ氏の協力を求めた。
シウバ氏は、「自分を温かく迎えてくれた日本と日本人に感謝してます。PRIDE現役時には何度も訪日し、引退後の現在も毎年訪日している。日本は特別な国であり、引き続き両国スポーツ交流のため協力していきたい」と語った。